読んだ本の感想・レビューを書いてます。お気に入りの作家は、東野圭吾・よしもとばなな・伊坂幸太郎・道尾秀介などなど他にもたくさんいます♪

CALENDAR

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
<< February 2020 >>
        

PROFILE

profilephoto

CATEGORIES

ARCHIVES

    

RECOMMEND













スポンサーサイト

            

一定期間更新がないため広告を表示しています



  • 2013.01.17 Thursday
  • -
  • -
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

西加奈子「地下の鳩」大阪の夜の街に生きる人たち。オカマバーのママ、ミミィの物語が絶品!

            
評価:
西 加奈子
文藝春秋
¥ 1,260
(2011-12)
コメント:大阪の夜の街に生きる人たち。オカマバーのママ、ミミィの物語が絶品!

大阪、ミナミの繁華街―。夜の街に棲息する人々の、懸命で不恰好な生き様に、胸を熱くする力作誕生。
「BOOK」データベースより


二冊目の西加奈子。
少し前に「ストライクTV」っていう番組で、ピース又吉が推薦していた小説。それで気になって読んでみた。

ピース又吉は、暗くて重いのが好きなんだなぁ・・・。私も嫌いじゃないけどさ。

舞台は大阪ミナミの繁華街。夜の街に生きる人たちが描かれる。
「地下の鳩」は、キャバレーの呼び込みをしている吉田と、チーママのみさをの物語。そして連作している「タイムカプセル」は、オカマバーのママ、ミミィの物語。

西加奈子は大阪で育っただけあって、街の描写も大阪弁も臨場感たっぷり。お笑い番組の大好きな私は、大阪弁の会話がすんなりと頭に入ってくる。大阪弁って何かいいよね。同じセリフでも、人情味があるっていうか人間味がある感じがしない?きっついセリフもあるけどさ。

この小説は、夜の街が舞台だけどキラキラした華やかな世界を書いているわけじゃない。なんかみんなしょぼくれてる。私は、夜の世界とか水商売とかそういうのに偏見もないし、むしろ普通の会社員よりもよっぽど苦労があって大変なんだろうなぁと思っている。キャバ嬢とかホストとかがナンバーワンになっていく・・・みたいな華々しいドラマがよくあるけど、たぶんそういうのはほんの一握りの話しで、現実はこの小説みたいに細々とやっているところの方が多いんじゃないかな。

最初の「地下の鳩」は、吉田にもみさをにもいまいち共感できなくて、なかなかページが進まなかった。でも次の「タイムカプセル」で俄然面白くなる。オカマバーのママ、ミミィが切なくて苦しくて愛おしい。

ミミィの心の傷は根深い。
でもどうか逞しく生きていって欲しいと、切に願っている私です。







JUGEMテーマ:読書



スポンサーサイト

            


  • 2013.01.17 Thursday
  • -
  • 21:49
  • -
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク