読んだ本の感想・レビューを書いてます。お気に入りの作家は、東野圭吾・よしもとばなな・伊坂幸太郎・道尾秀介などなど他にもたくさんいます♪

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  • 2013.01.17 Thursday
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  • by スポンサードリンク

よしもとばなな「ゆめみるハワイ」パワーと癒しがたくさん詰まったエッセイ集

            
評価:
よしもと ばなな
世界文化社
¥ 1,365
(2012-04-18)
コメント:パワーと癒しがたくさん詰まったエッセイ集

ハワイへのオマージュ、フラのある生活、息子さんとの微笑ましいやりとり、よしもとばななさんの日常がいっぱいつまった、あったかくてときどき切ないエッセイ。
「内容紹介」より


MISS2010年1月号から2011年12月号まで連載されていたものをまとめたエッセイ集。

ハワイには、もうだいぶだいぶ昔に友達と一度行ったことがある。青い海、白い砂浜、ショッピング・・・。やたらと眠れてやたらと食べ物が何でも美味しくて、確か太って帰ってきたような記憶がある。まさに楽園だったなぁ!

そんな魅力的なハワイのことがたっぷり書いてあるエッセイ集。フラのこと、息子さんのこと、パワーと癒しがたくさん詰まっている。ハワイの写真もものすごく素敵。ますますハワイに行きたくなってしまった!







JUGEMテーマ:読書



よしもとばなな「ジュージュー」命、家族、愛。絶望から再生の物語

            
評価:
よしもと ばなな
文藝春秋
¥ 1,155
(2011-07)
コメント:命、家族、愛。絶望から再生の物語

下町の小さなハンバーグ店に集う、おかしな人たち。みんなちょっとずつ何かが欠けていて、つながりあって、ひとつの命になっている。世界の美しい色を回復させる、滋養たっぷりの小宇宙。
「BOOK」データベースより


なんとなく感じた「どんぐり姉妹」の物足りなさを払拭しようと、また大事に取っておいた「ジュージュー」を早速読んでみた。

ステーキ・ハンバーグ屋「ジュージュー」の一人娘、みっちゃん。ママの急死で絶望の中、パパとそして遠縁で元彼の進一と共に、愛する店を切り盛りしていく。進一の不思議な妻の夕子さんや、店にやって来る様々な個性的な人たち、近所の人たちの優しさなどに触れ、母の死から乗り越えていく姿が描かれる。そして新しい恋の始まりも何とも可愛らしい。

人間や動物、全ての「命」の物語。
家族、愛、絶望と再生。いつもと同じであり続けること。自分の居場所で地味かもしれないけどきちんと毎日を過ごすこと。

「キッチン」の頃から、ばななは一貫して同じテーマで書き続けている。これだけ長い年月、同じようなことを書いてるなんて、ある意味すごい。

同じだと分かっていながら、私はばななの本を嬉々として手に取る。何度でも手に取る。

でもなぁ、ここ2冊ほど、ちょっと手放しで楽しめていない自分がいる。同じテーマでありながら、昔の作品はもっと重くて暗かった。するする読める文章の中に、絶望と未来が色濃く詰め込まれていた・・・ような気がするんだけどなぁ。もっともっと、胸にぐっと迫ってくるものが読みたいのです。

鉄板の上でジュージューと音を立てるハンバーグ。美味しそう!食べたい!近所にこういうお店があったら、絶対に常連になっちゃうねー。







JUGEMテーマ:読書



よしもとばなな「どんぐり姉妹」気持ちが少し楽になる居場所、ネットが癒す物語

            
評価:
よしもと ばなな
新潮社
¥ 1,365
(2010-11)
コメント:気持ちが少し楽になる居場所、ネットが癒す物語

姉の名はどん子、妹の名はぐり子。突然の事故で奪われた、大好きだった両親の笑顔。気むずかしいおじいさんの世話をしながら、学んだ大切なこと。苦しい時間を姉妹は手をとりあって、生きてきた。とめどなく広がる人生で、自分を見失わないように。気持ちが少し楽になる居場所、それが「どんぐり姉妹」。「私たちはサイトの中にしか、存在しない姉妹です。私たちにいつでもメールをください。時間はかかっても、お返事をします。」―メールは祈りをのせて。ネットが癒やす物語。
「BOOK」データベースより


姉、どん子。妹、ぐり子。合わせてどんぐり。
双子でもないのに、すごいネーミングだ。でもこんな名前を付けた両親は、なんとも可愛らしい。

相変わらず、ばななの本には死の影が色濃くある。その影があるからこそ、生きるということに光が差し込むのか。生きていくために、光に向かって頑張れるのか。

ばななの本を読むたびに、自分に正直に、誠実に大切に毎日を生きようと思う。単純なことのようで、なかなか難しい。邪念とかさ、欲とかさ、色んな誘惑があるもんね・・・。

両親を事故で亡くし、親戚の世話になったり、おじいさんの世話をしたりしながら、姉妹で生きていく。2人が運営する「どんぐり姉妹」というサイト、あれば私もメールしたいなぁ。

あっという間に読めるぐらい、さらっとしている。
さらっとしすぎなくらい、今回の作品はちょっとパンチにかけるかな。次回作に期待!







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よしもとばなな「もしもし下北沢」何気ない日々の小さな幸せが、人を元気に強くする

            
評価:
よしもと ばなな
毎日新聞社
¥ 1,575
(2010-09-25)
コメント:何気ない日々の小さな幸せが、人を元気に強くする


この街に来てから、私はどんどん素直になっていく。知らない女と心中してしまったお父さん。残された私とお母さんは、新しい人生を始めようと思い立った―下北沢で。どこにでもある、でも、たったひとつの人と街の愛しい物語。ばななワールドからの贈り物。
「BOOK」データベースより


大好きな、よしもとばなな。
全ての作品を読み、単行本が出ては買い、さらに文庫本も買うことを自分に許している唯一の作家。新刊が出るとすぐ買うくせに読むのがもったいなくてなかなか読めないという何とも贅沢な矛盾。この小説も、読むのがもったいなくて1年もあっためてしまった。しかもあと2冊もあっためているのだ・・・。

だから、よしもとばななに関する私の感想は甘い。かなり甘い。だって好きなんだもん、しょうがないよね?


この「もしもし下北沢」
タイトルにもあるように、下北沢の街や店が魅力的に書かれている。私は、あまり下北沢に馴染みがないんだけど、実際にある店やあった店なども書かれているらしい。行ってみたいなぁ。

父親が知らない女と心中してしまうという壮絶な出来事を、母と娘はそれぞれの方法で乗り越えていく。そこに至るまでの喪失感や孤独、大きな傷を癒しながら、少しずつでも立ち直ろうとする姿に胸がしめつけられる。

何気ない日々の積み重ねが、どれほど幸せかということを、小さなことこそマジメにコツコツとやっていくことがどれほど大切かということを、ばななの小説を読む度に再認識させられる。

生きること、死ぬこと、食べること、そして自分の心と体の声にきちんと耳を澄ませ、毎日をしっかり過ごすこと。当たり前のことなのに忘れがちなことが、さらっとした文章の行間からひしひしとにじみ出てくる。ばななの書く小説はみんな、するすると読みやすいけど奥が深い。そこが私の好きなところ。

この小説の主人公とは何一つ共通点がある訳じゃないのに、あまりにも気持ちがよく分かって、おいおいと泣いてしまった。ばななの小説を読むと、境遇も立場も年齢さえも違う主人公にいつでも共感してしまう。何もかも違うのに。

よしもとばなな、やっぱり私は好きだな〜。


JUGEMテーマ:読書 



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