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  • 2013.01.17 Thursday
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金原ひとみ「マザーズ」母であることの幸福と凄まじい孤独

            
評価:
金原 ひとみ
新潮社
¥ 1,995
(2011-07)
コメント:母であることの幸福と凄まじい孤独

同じ保育園に子どもを預ける三人の若い母親たち―。家を出た夫と週末婚をつづけ、クスリに手を出しながらあやういバランスを保っている“作家のユカ”。密室育児に疲れ果て、乳児を虐待するようになる“主婦の涼子”。夫に心を残しながら、恋人の子を妊娠する“モデルの五月”。現代の母親が抱える孤独と焦燥、母であることの幸福を、作家がそのすべてを注いで描きだす、最高傑作長篇。
「BOOK」データベースより


2004年、「蛇にピアス」で芥川賞を受賞し、映画化もされた。


この時、綿矢りさと一緒に受賞したんだよね。対照的な雰囲気の若く美しい2人の受賞は、ずいぶんと話題になったから当時すぐに両方読んだ。

本人たちの雰囲気同様、両極端の内容で、金原ひとみの「蛇にピアス」は村上龍みたいだなぁと思い、綿矢りさの 「蹴りたい背中」は江國香織みたいだなぁと思った。

金原ひとみの小説は、手に取ってはいるものの最後まで読み終わったのは「ハイドラ」ぐらいかな。どうも私には、金原ひとみの文章や登場人物、設定が肌に合わないっていうか読むのに時間がかかるんだよね。

今回の「マザーズ」も正直、途中で読むのを止めようと何度思ったことか。でも評判がいいみたいだったから頑張って読み終えた感想は・・・、しんどかった。

私は子供を産んだことも育てたこともないから、知ったように書くことはできない。

この小説は、子供を産んで育てている人にしか書けない、我が子への深い深い愛情の裏側に潜む壮絶な苦労と葛藤、ひりひりとした緊張感がこれでもかと伝わってくる。読むのが本当に辛かった。

ドラッグ、不倫、虐待・・・。
子育ての大変さや夫との不和から、孤独な3人の主婦たちは束の間の現実逃避をしながらギリギリのところで生活している。狂おしいまでに我が子を愛し幸福を感じながら。

子供を産んでから読むと、また違う感想を持つのかもしれない・・・。


JUGEMテーマ:読書 



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