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  • 2013.01.17 Thursday
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  • by スポンサードリンク

中島京子「眺望絶佳」東京タワーからスカイツリーへ。時代は変わり、そして流れていく・・・

            
評価:
中島 京子
角川書店(角川グループパブリッシング)
---
(2012-02-01)
コメント:東京タワーからスカイツリーへ。時代は変わり、そして流れていく・・・

昭和33年、東京タワーが立ったあの頃から遠くここまで来てしまった。それでもわたしたちは立っていなければならない。スカイツリーのように。もの悲しくも優雅な、東京タワーとスカイツリーの往復書簡。2011年の静謐と小さな奇跡を切りとった、「東京」短篇集。
「BOOK」データベースより


10編の短編集。
スカイツリーからの往信で始まり、東京タワーの返信で終わる。

新参者としてまだ慣れないスカイツリー。先輩の東京タワー宛に不安な気持ちや思いを手紙に綴っている初々しい姿が何とも可愛らしい。そして大先輩である東京タワーは、思い出と共に自分たちがしなければならないことをスカイツリーに優しく諭す。自分たちがいる意義を・・・。

東京タワーの返信が心に染みて、思わず泣いてしまったよ。きっと東京タワーの気持ちを的確に語っている手紙だったと思う。

あれ?もうスカイツリーは完成したんだっけか?
入場者の混雑が落ち着いた頃に登ってみたい。高いところから見る景色は、綺麗なんだろうなぁ。

東京タワーには・・・数回登ったことがある。あの形と赤い色、夜になるとキラキラして可愛いよね。それに比べて、スカイツリーは近未来的?で、しゅっとしてて格好いいって感じかな。

「ALWAYS 三丁目の夕日」で建設中の東京タワーが描かれたように、あと50年ぐらいしたら、建設中のスカイツリーを描く映画ができたりしてね。


そして、この小説はスカイツリーと東京タワーが共に見下ろし、見守り続けている地上の人間たちが右往左往しながら生きている姿が書かれている短編集。

東京タワーの返信の他に、私が好きだった短編は「おさななじみ」と「よろず化けます」かな。いいお話しだった!






<電子書籍>



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中島京子「東京観光」淡々とした文章なのに奥が深い、独特の不思議な世界へ・・・

            
評価:
中島 京子
集英社
¥ 1,470
(2011-08-05)
コメント:淡々とした文章なのに奥が深い、7つの独特で不思議な世界へ・・・

恋情、妄想、孤独、諧謔…中島京子ワールドへようこそ
女の部屋の水漏れが、下に住む男の部屋の天井を濡らした。女が詫びに訪れたのをきっかけに二人は付き合い出し、やがて男は不思議な提案をするが・・・。疑惑、珍妙、孤独、当惑、思慕、哀愁。あのとき、あの場所、彼と彼女の風景―直木賞作家・中島京子初短篇集。
「BOOK」データベースより


中島京子の初読みは、直木賞受賞作 「小さいおうち」
 
住み込みの女中タキが美しい奥様のもとで、戦前から戦後までと働いていく姿が語られる物語。これは名作だった!

それから数冊読んでいる。
中島京子は、独特の世界があり淡々としている文章なのに奥が深く少し不思議・・・という印象がある。

こういう不思議な世界観は大好きなんだけど、中島京子の本はどうも私は合う合わないがあるんだよね・・・。何でだろ?

「小さいおうち」「エルニーニョ」「均ちゃんの失踪」はすごい好みだった。

でも 「FUTON」そして今回の「東京観光」は、そんなに好みじゃない。ナゼなんだ?

どんな内容の物語を書いても、中島京子は一貫した独特のトーンというか独自の感性が文章に溢れ出ている。今回の7つの物語からなる短編集も然り。

7つの中で「ゴセイト」がよかったな。
いや、みんなそれぞれ味があっていいのよ。つまんないとかそういうんじゃなくて、ただほんのちょっと合わないかな・・・?って感じです。また違うのも読もうっと。
 

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