読んだ本の感想・レビューを書いてます。お気に入りの作家は、東野圭吾・よしもとばなな・伊坂幸太郎・道尾秀介などなど他にもたくさんいます♪

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  • 2013.01.17 Thursday
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桐野夏生「緑の毒」邪心さと毒・・・減った?なんか物足りないぞ!

            
評価:
桐野 夏生
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 1,470
(2011-09-01)
コメント:邪心さと毒・・・減った?なんか物足りないぞ!珍しくさらっと読める作品

妻あり子なし、39歳、開業医。趣味、ヴィンテージ・スニーカー。連続レイプ犯。。水曜の夜ごと、川辺は暗い衝動に突き動かされる。救命救急医と浮気する妻に対する、嫉妬。邪悪な心が、無関心に付け込む時。暗い衝動をえぐる邪心小説。
「BOOK」データベースより

久しぶりの桐野夏生。
「OUT」「錆びる心」「柔らかな頬」「グロテスク」「魂萌え !」 ・・・


どれもこれも夢中になって読んだ。これでもかという邪悪さとグロさ、圧倒的な暗さに読みながら一緒にどーんと暗くなりつつも惹き込まれていった。

1番最近手に取ったのは「東京島」だったかな。私はめったに途中で読むのを止めることはないんだけど、この「東京島」はどうしても肌に合わなくて最後まで読まなかった・・・。なのにその後映画化するって知って、えーっ?!ってびっくりした記憶が。で、その後に「女神記」をちらっと見て・・・読むのをやめた。

そして今回の「緑の毒」
うーーん、「毒」が足りなくないかい?
私が夢中になっていた桐野夏生ってこんなんだったっけ?

いや、そうじゃないのかな。
病気を治すことが仕事の医者が連続レイプ犯っていうところが、このまさか、という設定が現代に沿った邪悪さということ?

でもな、ちょっと昔の桐野夏生なら、この医者が犯罪に至るまでのドロドロした狂気をもっとしつこくねちっこく書いたし、被害者の女性たちの暗澹たる切実な感情ももっと痛々しいぐらい詳細に書いたと思う。

私はそこが好きで、そういうのを期待してたから、なんか物足りないかなーと思ってしまうのだ。

まあでも初めての桐野夏生、もしくは単純にさらっと読めてぞわっとするものを読みたい場合はいいかも。

しっかし、私は邪悪なものを読みすぎて感覚がおかしくなっている・・・のか?


JUGEMテーマ:読書



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