読んだ本の感想・レビューを書いてます。お気に入りの作家は、東野圭吾・よしもとばなな・伊坂幸太郎・道尾秀介などなど他にもたくさんいます♪

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  • 2013.01.17 Thursday
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  • by スポンサードリンク

田口ランディ「私の愛した男について」愛と友情と命・・・ずっしりとした重さの中に、優しさと希望がある短編集

            
評価:
田口 ランディ
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 1,470
(2011-12-23)
コメント:愛と友情と命・・・ずっしりとした重さの中に、優しさと希望がある短編集

あなたは最低のひと。でも、私を強くしてくれた。男の求愛に堕ちていくOLが最後にたどりついたのは―。妻子ある男との性愛に溺れるOLが語る衝撃の表題作。介護者が出会った桜の下に立つ白い男とは…?教会に現れた野生児は神に選ばれし者なのか。残された日々を生きるがんの父、寄りそう娘の決断は?魂のささやきに耳をすませた四編の珠玉の愛の物語。
「BOOK」データベースより


田口ランディの書くものは、心の奥が痛くて辛くなるけど、やっぱり好きだ。ランディの覚悟と芯がブレないから、魂に響くんだろう。

独立した4つの短編集。
妻子ある男との性愛に溺れるOL、障がい者の友情、教会に迷い込んだ青年、癌に侵された父・・・。どれもが、ランディらしいランディ色満載の物語。たぶん似たような経験に基づいてるから、小説なんだけど現実味があるんだろうな。

どれも経験したことがないのに、ナゼかすんなりと理解し小説の世界にずるずると惹き込まれて、いつの間にか涙を流している。

どの短編もよかったし、泣いた。
・・・何でだろう。うまく感想が書けない。

読みやすいのに、ずっしり重い。でも全ての短編に優しさと希望がある。
いくら私がここで書いても、きっと半分も良さが伝わってないんだろうなぁ。なんてもどかしいんだ・・・!

ぜひ読んで欲しいお勧めの小説です。






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田口ランディ「マアジナル」現実は1つではない・・・圧倒的な異空間へ!

            
評価:
田口 ランディ
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 1,785
(2011-06-01)
コメント:現実は、見えているものだけではない・・・?圧倒的な異空間、マアジナルな世界へ!

一人の少女が、この路地で消えた。1987年10月23日―。
あの日、少女に何があったのか。拉致?神隠し?UFO?それとも―かつて一緒にUFOを呼んだ6人の少年少女。その人生が再び交錯する時、世界は揺らぎ始める。現実が静かに壊れていく。著者渾身の最新長編。
「BOOKデータベースより」


田口ランディの小説は、難しい。
エッセイや短編は別だけど、長編となると、これでもか!という著者の気迫がビンビンに伝わってくるから、負けないように心して読まなくてはいけない。毎回こういう気迫が感じられる作家っていうのも、あんまりいないんじゃないかな、と私は嬉しく思う。

「コンセント」「アンテナ」「モザイク」を読んだ時の衝撃は忘れられなく、もう10年以上もランディの本が出る度に、読み続けているのかぁと感慨深くなってしまう。

オカルト、精神世界、原発、福祉、旅行・・・
と、興味があることに突き進む(飛び込んで行く)著者は、それを確かめるために貪欲に、おそらく膨大な取材と勉強をしているんだと思う。そしてそれを噛み砕き、こねくりまわし、そして新たな小説に作り上げる。

私は霊感もないし、金縛りにすらあったこともないし、不思議な体験をしたことも全くない。ただ・・・、私が見えない(というか見えていない)世界、人知を超える力、みたいなものは存在するんじゃないかなーとも思っている。

霊感商法なんていう、とんでもバチあたりなことをやってるような人は別として、きっと色んなものが本当に見えてしまう人もいるんだろうな、と思う。

今回の「マアジナル」も、まさしく田口ランディ!って感じの小説で、UFOや死後の世界や精霊や心理学や量子論・・・など、さっぱり分かりません!ってな内容が盛りだくさんなんだけど、やっぱり私は好きなんだなぁ。何でだろう?

自分が見えないもの、見えない世界を、ランディの小説で覗き見してる感覚なのかな?もしかしたら、潜在意識の中で見たい!とか思ってるのか?・・・いやいや、私はビビリだから、万が一UFOなんて目撃しちゃった日には、腰を抜かすし心臓も止まるな。

現実か非現実か、過去か未来か。マアジナルな世界に、どっぷりと浸かれる1冊。能登半島、行ってみたいなぁ!

ちなみに、この小説の登場人物の中で私が1番好きなのは、編集長のクリちゃんです!

コンセント (幻冬舎文庫)
田口ランディ 小説


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